低侵襲治療
動物に優しい低侵襲治療

体の小さな動物たち。自分で治療法を選択することのできない動物たちに対してなるべく負担の少ない方法で検査や治療を行うことを目的としています。当院は群馬県で唯一の腹腔鏡手術実施施設です(2023年現在)。
また、マイクロスコープ(顕微鏡)を用いた歯の治療、オトスコープ(デジタル耳鏡)や低侵襲レーザー治療、体に縫合糸を残さない超音波凝固切開装置を使用しています。軟性内視鏡による検査・生検、異物の摘出も実施可能です。
腹腔鏡を使った
負担が少ない手術
避妊手術

避妊手術である子宮卵巣摘出術を腹腔鏡下で行います。
卵巣は体の後ろの方にある臓器です。従来の開腹手術は大きくお腹を切開し、卵巣につながる靭帯を切開するか、引っ張ってくる必要がありました。この際に痛みを感じることが多かったようです。
しかし、腹腔鏡では臓器を強く牽引する必要がありません。また小さな切開創で手術が可能です。入院する必要がなく、日帰りで手術が可能です。またカメラで卵巣を確実に見ながら切除するため、卵巣取り残しのリスクも少なくなります。
肝生検

腹腔鏡手術による肝生検手術です。
血液検査で肝臓や胆嚢の数値が高いと言われたことはありませんか。肝臓に関連した病気の原因を調べるためには肝臓の病理組織学的検査が必要になる場合があります。
従来であれば開腹手術が必要でしたが、腹腔鏡手術による生検が可能です。手術創は非常に小さく、5mm×2箇所の術創で手術が可能です。体の負担が少なく、拡大された視野で肝臓を詳細に観察することが可能です。また同時に胆汁採取を行い培養検査を行います。
歯科レントゲン検査、
マイクロスコープを用いた歯の治療

家族の一員となった動物たちへの歯科治療の必要性は年々増しています。
2歳以上の犬の80%以上、4歳以上の猫の70%以上が歯周病に罹患しているという報告があります。歯の健康を保つことは健康に生活を送る上で必須です。
歯周病、乳歯遺残、埋伏歯、破折、猫の吸収病巣、猫の歯肉口内炎、口蓋裂、口腔内腫瘍など様々な病気があります。
当院では診断・治療にあたっては必ずすべての歯を、歯科レントゲンを用いて撮影しています。正確な診断のために歯科レントゲン検査は必須です。(歯科レントゲンを保有する動物病院は全動物病院中約10%と言われています)
オトスコープを使った耳の検査と治療
当院ではオトスコープ(デジタル耳鏡)を使用した耳科の診療を実施しております。
4K画像を用いて外耳道、中耳の観察・洗浄、治療を実施します。
半導体レーザーを使用し、耳道内腫瘤の切除術など体の負担の少ない低侵襲手術も可能です。また耳科に熟練した専門獣医師によるオトスコープによる手術も実施しております。

オトスコープでの手術

オトスコープで観察している猫の鼓膜
レーザーを使った
低侵襲治療

口内炎に対してレーザー治療を実施した
半導体レーザーを使用した低侵襲治療を行っております。
椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂症などの整形外科疾患に対する疼痛緩和治療、猫の歯肉口内炎に対するレーザー治療、体表腫瘤に対する無麻酔レーザー焼灼術などを実施しております。
