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休診日
木曜日
日曜祝日午後

循環器科

循環器科の診療について

循環器科では、

  • 血液検査(ANP、心筋トロポニンI等)
  • 血圧検査
  • レントゲン検査
  • 超音波検査
  • 心電図検査

を行い、正確な診断を行なっております。
主に心臓超音波検査では心臓の中を見ることができ、リアルタイムに心臓の動きや血流の流れも分かります。この超音波検査でほとんどの心臓病を診断できるのですが、正確な診断には熟練を要するものであり、特に気をつけて診断しております。

心臓の病気は、犬では弁膜症、猫は心筋症が多いです。犬は高齢の小型犬が多く、後天性の僧帽弁閉鎖不全症を併発していることがよくあります。
また、近年ではペットの高齢化により高齢の動物に麻酔をかける機会が増えてきました。そのような動物を診察することも多く、手術前の麻酔が可能かどうかも判断しております。以下に犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症について簡単に説明していきます。

犬の僧帽弁閉鎖不全症

循環器科で僧帽弁閉鎖不全症と診断された犬の胸部X線検査画像

僧帽弁は左心室と左心房の間にある弁で、左心室から大動脈へ血液を送り出す時に血液が左心房へ逆流するのを防いでいます。この弁が変性し上手く閉まらなくなると、血液が左心室から左心房へ逆流します。血液の一部が逆流することにより、全身へ上手く血液を送り出せなくなります。
初期の段階では心臓が頑張って働くことにより、全身には大きな影響はありません。
しかし、頑張り続けた心臓が限界を迎えると血液を十分に送れなくなり、心不全の状態になります。早期の場合、無症状です。定期検診時の身体検査で、心臓に雑音が認められることによって発見されることがほとんどです。

心臓外科手術後の胸部X線検査画像、心陰影が縮小していることがわかる

最初に認められる症状は咳です。これは、逆流した血液によって大きく膨らんでしまった左心房が、その上にある気管支を圧迫することによって生じます。更に病気が進んでくると、疲れやすくなったり痩せてきたりといった症状が出てきます。
心不全の状態へ進行すると肺の中で血液が鬱滞し肺水腫となります。肺水腫になると酸素交換が上手く出来なくなるため酸欠状態となり、呼吸が荒くなったり舌の色が紫色になったります。

当院では、心臓超音波検査を行い治療薬を調整することで肺水腫になるリスクを軽減することができます。この弁膜症に対する治療は大きく分けて内科治療と外科治療があります。
どちらを選択すれば良いのか、またどのような治療法なのかを分かりやすく説明していきます。

猫の心筋症

猫の心筋症 治療前と治療後

心筋症は心臓の壁が厚くなることで、心臓の中に十分に血液が入らなくなり、全身へ血液を上手く送り出せなくなります。早期の段階では、心臓が頑張って働くことにより全身に大き影響はありませんが、心臓が限界を迎えると心不全の状態となります。
病気がかなり進行するまでは、ほとんどの子で無症状です。心不全となり、肺水腫や胸水などにより呼吸が速くなったり、食欲が落ちたり、あまり動かずじっとしていることが多くなります。
また、心臓内で血液がうっ滞することにより、血栓が出来やすくなります。血栓は、肺や腎臓、足の血管に詰まります。腎臓につまると血尿が出たり尿が出なくなったります。足の血管につまると、足が急に動かなくなり激しく痛がることがあります。

猫の心筋症 治療前と治療後

心筋症の症例でも心臓に雑音が認められるとは限らないため、心臓の音が正常でも油断できません。そのため、中年齢になったら、定期的に心臓の検査を受けることをお勧めします。
心筋症は、手術で治すことは出来ないため、薬による内科治療で治すことになります。当院では、心臓超音波検査を行い治療薬を調整することで肺水腫や血栓症になるリスクを軽減することができます。
内科治療を行うことで、心筋症の進行をゆっくりにして心不全になるまでの時間を伸ばすことや、心不全の症状を和らげることが出来ます。また、心筋症の進行による血栓予防として抗血栓療法も行なっております。

人工心肺を使用した心臓外科手術

動脈管開存症の手術写真。動脈管の結紮を行なっている。

現在では、動物でも人と同じように、人工心肺機器を使用した心臓外科手術も行えるようになってきました。
当院では、埼玉県の狭山市にある白石動物病院と提携し、この心臓外科手術を受けることが可能です。また、不整脈症例に対するペースメーカー埋込み手術や、先天性心疾患に対するバルーン拡張手術等の専門的な手術にも対応しております。

心臓の病気で困った症例がありましたら何でもご相談いただければと思います。
一緒に不安を解消していきましょう。

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